「OEM」はOriginal Equipment Manufacturerの頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「相手先ブランド名製造」です。
この単語はどんな業界でも使われますが、自動車業界は特に分かりやすいです。
例えば、『日産の軽自動車「モコ」は、スズキが生産している「MRワゴン」をOEMとして供給を受けて「モコ」と言う名前で売っている』、などです。
実際にこの自動車を生産しているのはスズキで、日産は同じものをスズキの工場で作ってもらって、それを色や装備をちょっとだけMRワゴンとは違うものにしたりして(もちろんロゴも)、日産車として日産の販売店で売っています。
違う自動車メーカーなのに形が同じ自動車は殆どがOEMですが、2社で共同開発して、それぞれの工場で生産する場合は、形こそ同じですがOEMとは呼びません。
パソコンの世界でも「OEM」は結構使われていて、例えばWindowsがインストールされているパソコンを買うと付いてくるWindowsのCDROMは「OEM版」と呼ばれます。
WindowsはMicrosoftが発売している箱に入ったものが単体で買えます。
これに対して、プリインストールされているWindowsは「Microsoftがそのパソコンメーカー向けに生産したもの」という扱いになっており、そのためOEM版と呼ばれています。