ガン治療もどんどん進化している。
切除、放射線、抗ガン剤などが主流と思われているが、温熱治療と呼ばれているハイパーサーミアという治療法が注目されている。
抗ガン剤や放射線治療と組み合わせたり、単体治療も保険適用で行われている。
ただ現在のところ、全国の約100の医療機関に設置されているに過ぎないが、ロシアや中国でも日本の厚労省承認データを採用し、徐々に広がりつつある。
ガン(腫瘍)細胞は温度に弱いという特性を持っており、42~45度に腫瘍部位を加温すると、腫瘍は縮小あるいは増殖が抑えられる。
ところが病巣部位をこの温度にまで加温すると、患者自身が持たない。
そこで電磁波を身体の腫瘍のある部分を上下から電極ではさみ、双方からコンピュータ制御によって加温し腫瘍部位を目標温度に維持するという方法である。
また40度前後から免疫力が上昇し、治療をより効果的にしてくれる。
したがって切らない治療法で、加温といってもサウナに入っている程度の暑さで額に汗がにじむ程度と理解してもらえばいい。
また抗ガンとの併用でも、抗ガン剤のみの治療であれば副作用は避けられないが、ハイパーサーミアとの併用であれば通常のやく60%~70%の抗ガン剤で効果を得られるため、副作用もなく通院で治療可能というのも特徴のひとつ。
そのように効果のある治療法が国内でなぜ80余の医療機関しか設置してないのかと言う疑問を感じるだろうが、新治療報酬が低く、深部(深在性悪性腫瘍)の一連の治療(一ヶ月)で9000点(9万円)。
浅部(浅在性悪性腫瘍)で同6000点(6万円)となっている(患者負担はその3割)。
一億を優に超える治療器機を設置するため、経済に寄与しないと言う側面があるため導入するところが少なく、腫瘍の専門医でも知らない人も多い。
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