Archive for the ‘医療’ Category

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ガン治療もどんどん進化している


2010
02.23

ガン治療もどんどん進化している。

切除、放射線、抗ガン剤などが主流と思われているが、温熱治療と呼ばれているハイパーサーミアという治療法が注目されている。
抗ガン剤や放射線治療と組み合わせたり、単体治療も保険適用で行われている。

ただ現在のところ、全国の約100の医療機関に設置されているに過ぎないが、ロシアや中国でも日本の厚労省承認データを採用し、徐々に広がりつつある。

ガン(腫瘍)細胞は温度に弱いという特性を持っており、42~45度に腫瘍部位を加温すると、腫瘍は縮小あるいは増殖が抑えられる。
ところが病巣部位をこの温度にまで加温すると、患者自身が持たない。

そこで電磁波を身体の腫瘍のある部分を上下から電極ではさみ、双方からコンピュータ制御によって加温し腫瘍部位を目標温度に維持するという方法である。
また40度前後から免疫力が上昇し、治療をより効果的にしてくれる。

したがって切らない治療法で、加温といってもサウナに入っている程度の暑さで額に汗がにじむ程度と理解してもらえばいい。

また抗ガンとの併用でも、抗ガン剤のみの治療であれば副作用は避けられないが、ハイパーサーミアとの併用であれば通常のやく60%~70%の抗ガン剤で効果を得られるため、副作用もなく通院で治療可能というのも特徴のひとつ。

そのように効果のある治療法が国内でなぜ80余の医療機関しか設置してないのかと言う疑問を感じるだろうが、新治療報酬が低く、深部(深在性悪性腫瘍)の一連の治療(一ヶ月)で9000点(9万円)。
浅部(浅在性悪性腫瘍)で同6000点(6万円)となっている(患者負担はその3割)。

一億を優に超える治療器機を設置するため、経済に寄与しないと言う側面があるため導入するところが少なく、腫瘍の専門医でも知らない人も多い。

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臓器移植に関する問題について


2010
01.08

臓器移植法が我が国でも定着しつつあるとは言うものの、言葉としての認識に留まり、提供臓器が少なく移植件数も伸びていないのが実態である。
また、WHO主導で移植用臓器は自国で賄うことが望ましいとの方針を受け、子供の臓器移植や提供も可能年齢制限を撤廃した。
いくら法整備をしても、国民の意識が変わらなければその実態は現実のものとはならない。

臓器移植だけでなく事故、怪我、手術には輸血用の血液も欠かせない。
輸血血液製剤をめぐっては、HIV非加熱血液製剤の薬害を忘れてはならない。
安全な血液を国内で賄うということも、臓器移植と同様に重要なことである。
しかし、献血は年中血液の型に関係なく不足しているのが現状だ。

各地の日赤血液センターも常設献血センターやイベントの会場で献血協力を呼びかけている。

11月21日から23日に開催されたラジオ大阪主催のイベント会場(大阪城公園)で献血を呼びかけていた。
観察していると、そこには若者が切れ目なく献血する姿があった。

献血について「ただで集めた血液を患者に売っているから協力しない」という若者が多い。
献血で集められた血液は、献血者は気が付いていない肝炎など感染症のキャリアもいる。
その安全性を確保するためにそれぞれ検査を行い、安全確認できた血液を成分ごと分類して作られている。
このように膨大な経費をかけて、患者さんに輸血されているのである。

もしあなたが「ただのものを」という理解をしているなら、是非誤解を解いてほしい。
さらに、献血はもしあなたの家族が必要になったら、あなた自身が必要になったらと考えてほしい。
健康な人なら誰でもできるボランティアなのである。

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医師が元気に働くための7ヶ条


2009
10.31

「納屋も白袴」「医者の不養生」という言葉がある。
納屋とは染め物師を指し、反物をきれいに染める仕事でありながら、自らの仕事着は華美のかけらもない無地の白袴を着用している。
医者の不養生とは、人の病気を治療する仕事にも関わらず、自らの健康を顧ずに奉仕する姿を表現したもの。

今はまさに、医者が不養生のきわみのような労働環境に置かれている時代という。
一般論でも急性期医療の現場で働く医師は、一旦仕事につくと38時間通して勤務をするという現実を報じる医療現場の番組が時々報道されている。
ストレスから薬物に依存し摘発を受ける事件も、年間数件起こっている。
過労から心身症になり自殺するケースもある。

そこで日本医師会・勤務医の健康支援に関するプロジェクト委員会は、2009年2~3月にかけて行った「勤務医の健康の状態と現状と支援のあり方に関するアンケート調査」の結果を公表した。
この調査は病院勤務の医師全員1万人を対象にし、3879人から有効回答を得た集計結果である。

設問項目は、

  • 勤務先種別等
  • 1ヶ月間の休日数
  • 当直回数
  • 平均睡眠時間
  • 心身の健康状態
  • 勤務医の健康支援のために勤務先に求められる対策

・・・など。