Archive for 10月, 2009

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医師が元気に働くための7ヶ条


2009
10.31

「納屋も白袴」「医者の不養生」という言葉がある。
納屋とは染め物師を指し、反物をきれいに染める仕事でありながら、自らの仕事着は華美のかけらもない無地の白袴を着用している。
医者の不養生とは、人の病気を治療する仕事にも関わらず、自らの健康を顧ずに奉仕する姿を表現したもの。

今はまさに、医者が不養生のきわみのような労働環境に置かれている時代という。
一般論でも急性期医療の現場で働く医師は、一旦仕事につくと38時間通して勤務をするという現実を報じる医療現場の番組が時々報道されている。
ストレスから薬物に依存し摘発を受ける事件も、年間数件起こっている。
過労から心身症になり自殺するケースもある。

そこで日本医師会・勤務医の健康支援に関するプロジェクト委員会は、2009年2~3月にかけて行った「勤務医の健康の状態と現状と支援のあり方に関するアンケート調査」の結果を公表した。
この調査は病院勤務の医師全員1万人を対象にし、3879人から有効回答を得た集計結果である。

設問項目は、

  • 勤務先種別等
  • 1ヶ月間の休日数
  • 当直回数
  • 平均睡眠時間
  • 心身の健康状態
  • 勤務医の健康支援のために勤務先に求められる対策

・・・など。

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流行のピークとワクチン供給時期の問題


2009
10.30

2005年にインフルエンザ脳症の診断と治療のガイドラインを作成した厚生労働省研究班代表の森島岡山大学教授は、例年の患者は年間約100人で、約25%に脳性まひなどの後遺症が残る。死亡率は10%弱だという。

同学会は新型インフルエンザによる脳症の報告例が相次ぎ、集中治療室(ICU)や人工呼吸器による治療が必要となる重症例があったことを重視。
その上で「秋冬は幼児でも新型インフルエンザの流行は避けられず、脳症の発症数の増加も危惧される」として、厚労省を通じて注意喚起することにした。

厚生労働省はワクチン接種の優先順位を策定しているが、国内産ワクチンの供給が始まるのが10月以降ぐらいからで、輸入ワクチンは臨床検査をしたあととなっているが、製造や供給状況の関係などで絶対必要量が不足するため、12月上旬を目標としている。

しかし、輸入ワクチンについては、副作用に対するメーカー免責や補償問題は国家で責任を取るなどの要件を決定する手続きにも時間を要するため、ずれ込む可能性も出てくる。

輸入ワクチンの副作用については、患者のフォローが必要で、しかもいつどのような形で出るかも検証されていない。

現在のところ予測できるのは、免疫坑進成分が含まれているため、臓器移植を受けた人は拒絶反応を抑えるための免疫抑制剤を服用しているため、易感染者であると同時に、ワクチンの免疫坑進成分が正反対の役割を果たす可能性もある。

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新型インフルエンザの本格流行が始まる


2009
10.29

新型インフルエンザが全国的にも流行状態になる中、日本小児科学会(横田会長)は、新型インフルエンザで急性脳症の小児患者発生が続いているとして、意識障害などの疑わしい症状があれば医療機関で速やかに受診するよう国民に呼びかけを始めた。

9月5日現在で47万人が感染し、その半数以上が15歳位未満の子供たちである。
それだけにインフルエンザ脳症を引き起こす可能性が高まる。

インフルエンザ脳症は6歳以下の子供に多い。
小児の脳症例は8月22日までに7件が報告されている。

症状は急激に変化し、高熱の後、突然けいれんが続いたり、意味不明の言動や意識障害を起こす。
体内のウイルスへの免疫反応が激しすぎて脳がはれたり、血管や臓器が傷ついて発症すると見られている。

一方、アメリカの新型インフルエンザの感染拡大と死亡者状況を見ると、次のようになっている(8月22日現在)。
米国疾病対策センター(CDC)からの報告によると、米国では2009年8月22日の時点で、新型インフルエンザによる入院者数は8843名とされ、死傷者もすでに556名となっている。
日本では死亡者数は10名以下と発表されている。